ラジオコント、始めました

某日―
わざわざここに書くまでもない個人的な、きわめて個人的な日記を書いているのだけれど、どうも自分には向かないらしい。
というのも、一月は頑張って一日一日書いていたが、二月で一週間のまとめに、三月には一か月のまとめになり、四月いたってはとうとう書かなかくなった。徐々に減っているのである。
このままだと、五月はマイナスだろう。
マイナスというのは、何も「あれがうまくいかない。これがうまくいかない。みんなこの世から消えればいい」という中身の話ではなくて、つまりは遡ることであり、五月一日には四月の晦日のこと、五月二日には四月二十九日のこと…と書いていくことである。
となると、五月が終わるころには、私は四月分の借金ならぬ借日を完済していることになる。なんなら、五月は31日あるので、三月分の未書分を一日返済できていることになる。
おお。やるじゃんおれ。やればできるじゃん。
へへん、と鼻を鳴らす頃、五月の日記が一日もないことに気が付く。
でまぁ、そうやって三月分、二月分と返済しているうちに、五月分、六月分とたまっていき、綺麗な体になった七月にはうんうんと六月の晦日から今日までの記憶をたどり辿って…。
私に向いていないもの。借金そしてリボ払い。

某日―
わざわざここに書くまでもないこの「書けないことは書かない日記」を書き続けて10年数年あるが、これだけネタがあるんだから何かにならないか…と去年くらいから思っていた。
前々からラジオコントをやりたいと思っていて、それに向けて書き溜めていたネタがあり、「ならやってみるか」という話になり今回収録してみた。
題して『愚痴拾遺物語』。宇治に限らず全国津々浦々で聞いた愚痴をコントにしようという試みだ。
その第一話はこちらから。

お時間ある方はぜひ聞いてみてください。
ちなみに、元ネタはこちらです。

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